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新しい風を!

DSC05219いよいよ選挙活動も最終日。先ほど、最後の個人演説会を終えました。
無名新人の初出馬。大変厳しい戦いです。なんとか「やぶた栄治」と覚えていただき、顔を覚えていただきして、ひと押しふた押し、お力添えがいただければと、必死の九日間でした。
氷見市と県政がしっかり結びつき新しい風をふかせ、熱と活力のある、次の世代につなげられる氷見を作らせていただきたいのです。皆さんのご支援がなければ、なにひとつ実現できません。どうかよろしくお願い申し上げます。

雇用の創出。氷見で暮らすための環境づくり

少子化による人口の減少により、このままでは25年後に氷見市は人口3万人を切ってしまうのではないかと言われています。これはなんとしても避けなければならないことですが、実は毎日、1万人が氷見市から市外に働きに出ているため、昼間人口は既に3万人の水準となっている事実があります。
この1万人の皆さんが通勤時間の短縮を考え、職場の近くに引っ越し、結果、氷見から出て他の市で家を建ててしまう。このような形での人口の流出はどうにかして避けなければなりません。

氷見で昼間働ける場所、雇用創出は急務であると考えています。優良な企業を誘致することはもちろんですが、既にある地域の財に目を向けた観光資源の開発や、山林、空き家などの活用を模索をはじめとするコミュニティビジネスの創出、それぞれの地域が中心になって産業おこし、地場産業の育成を進めていく必要があります。

働く場が根付くことで生活する場所として人も根付いていく。自分たちの地区をしっかりとした形で次世代に残していくためには生活していけること、つまり、雇用が一番の問題であることを強く意識していく必要があります。

地域とは、住みやすさとは何かをしっかりと市民とひざをつき合わせてお話を伺い、一緒に考えていきたい。市職員時代に身に染みたこの仕事の仕方で、全くぶれることなく地域の問題と向き合い、解決につなげるお役に立ちたいと考えております。

氷見で暮らすことと県政の関係を改めて考える

氷見市には、県会議員は誰がなっても同じなのではないかというような認識が見られる地区があります。しかし、選挙が行われなかった12年の間に、なにが起こったのか、いろいろと考えて見る必要があるのではないでしょうか。
立会演説会で回らせていただいている地区の中には、計画していたことが結局、県からの予算が下りずに大変な思いをされたケースを抱えているところや、道路が拡張され、新しい道が付いたにもかかわらず、旧道との接続をどうするのかが未解決だったり、地域が道路によって分断されてしまうといったケースも見られます。

また、少子化が進む氷見市では、学校の統廃合も大きな問題です。
有磯高校の統合は、県立高校が市内からひとつなくなってしまう。多くの氷見市民が母校を失うという事態であったにも関わらず、目立った引き換え条件もなく、諾々と進められました。
小学校、中学校の統廃合も、このまま進んでいく可能性が高いのですが、小学校、中学校は地域のコミュニティとの結びつきも強く、果たして淡々とこれを進めていくことが正解なのか、子供たちのためにベストな選択とは、地域のためにベストな選択とは何かをしっかりと考えていく必要があります。

地域のコミュニティに目を向ければ、中山間地域の中での買い物支援や公共交通の問題は、まさに市役所の職員の時代にも関わってきたことのひとつです。
地域が連携を深め、村落などの通常の単位を越え、中学校の校区などに準じた、より大きなコミュニティとして、まとまって何かの力を発揮していこうとする。幸いなことに氷見市内では、そんな試みについて幾つもお話を伺っています。
これらの活動の様々な側面が、実際には市だけではなく、県や国の制度や予算と深く関わっていることを皆さんに再認識していただきたく思います。
北陸新幹線が開通し、地方創生の政治政策が掲げられている今、しっかりと将来を見据えて動こうとしている地域には、しっかりとしたサポートが可能な状況が整いつつあります。
再び、政治、制度と生活の関係に関心を持っていただき、これまで以上にスムーズに、様々な問題を解決していく、そんな流れを作っていきたいと考えて、政治の道に身を投じました。
氷見市の存続、発展は地域の皆さんにかかっています。そのお手伝いをさせていただきたいと考えています。

個人演説会で氷見市内各地区を回らせていただいています。

告示以降、各地で個人演説会をさせていただいています。各地区を訪ねることで、同時に個別の問題点や要望を伺うこともできます。
地域の問題点やこれからの展望については、やはり相当な危機感を持っておいでの皆さんがおられることを、改めて認識しています。
前回の市議会選挙では議員17名のうち9名の新人候補が当選し、平均年齢も60.5歳から51歳と10歳の若返りを果たしました。
北陸新幹線開通もあり時代の変わり目に、氷見も変わらなければならないということを考えておられる皆さんの意思がそこに働いたものと思われると同時に、12年間無選挙のままだった県政と氷見市の関係も、そろそろ見直すべきだというお声をいただき、非常に励みに感じております。

富山県内でもワースト2となっている氷見の人口減少については、各地区でも大きな問題として認識されています。
そんな中でも、道路の整備をはじめ、下水道などのインフラの整備の必要性を強く感じておられる地区、果ては有磯高校の統合の折に何かできたのではないかという声など、皆さん地元を愛し、末長く住み続け、次世代に渡していくことについて真剣に考え、地域・市・県・国のしっかりした連携を望む声には、どうしてもこれまでの足並みの揃わなさに対するやるせない思いが感じられ、身の引き締まる思いで拝聴しております。

各地区で皆さんに紹介していただくときに、市の職員時代に関わらせていただいた事業と一緒に紹介していただくこともあり、改めて、これまでの仕事についての評価をいただくこともあります。
国際交流に関連した関わり、コミュニティセンターの整備から、獅子舞の実施まで、思えば30年間市役所の職員として関わらせていただいたことの一つ一つが、皆さんからの声を伺って、何かお役に立てればということで職員の立場から知恵を絞ってきたことばかりです。これからも、氷見の地金の強さ、本来の文化レベルの高さをもっと前面に押し出せる様に、地元を愛する皆さんとこれからも共に歩んでいくことができれば、さらに皆さんのお役に立てるものと確信しております。

春といえば氷見はお祭りのシーズンです

お祭りが大好きで、春になると氷見の春祭りの時期になるので、楽しみでうきうきしてしまいます。
地元では、5月になれば唐島の祭りがあります。私は太鼓叩きで、一日中お祭りにくっついて歩きます。お祭りは前の日からてんてこまいになっていて、公民館なども非常に乱雑なことになってしまいがちです。
お祭りを中心的に実行するのは、青年団などの男所帯なのと、毎回のこととはいえ、いろいろ大変な準備をして祭りをやっているわけで、なかなか当日も公民館が整然としているというわけにはいきません。そこで活躍してくれるのが、地域の女性の皆さんです。皆が疲れ果てているところにさっと現れて、しっかり掃除などをしていってくれます。

ことさら古臭い男女の役割の話しをしようというわけではないのですが、地域のコミュニティの中で、ものごとあるたびに、冠婚葬祭があるたびに、いろんなことの下支えをきちっとやってくれている女性の力というのは、非常に偉大だなと感じさせられます。
こういうことをやってくれる人がいなければ、地域はまわっていかない。女性の皆さんのこうした働きに、きちんと感謝の気持ちを持つ必要があると考えています。

氷見市の職員をやっていた時代に、氷見は20時過ぎたら街が静かになってしまう。これをなんとかしたいということで、「夜の街中巡り」という企画をやったことがあります。クーポン券を発行して、それが使える何軒かのお店でお食事やお酒を楽しもうという内容ですが、何年か継続して催されて、一番多い時で、500人ぐらいは参加してくれました。
賑わいをつくろうよということでは、小さな抵抗だったかしれませんが、これを準備、実行したり、もちろん参加していただくということでも、女性の意見を伺い、力を貸していただき、とても助かりました。
「楽しいね。またやってね」と言っていただくための企画です。力を合わせて実行できたことで、また次につながっていくものと考えています。
地域を守り、支えしてくれる女性の皆さんが、安心して納得していただける氷見になれば、氷見は女性に愛され、楽しんでいただけるそういう町であれば、なにはともあれ発展の糸口は見つけられます。
地域づくり、まちづくりの先頭に立って活躍しておられる女性、働いて子育てをして一家の生活を支えている女性。皆で楽しみながら氷見の次世代を担う子供達を育てていくには、こうあるべきという男女の役割分担を超えて、互いに感謝しながら協力しあっていく必要があります。

世界に誇る氷見の漁法

時折、氷見漁港魚、魚市場を訪れる機会があります。
今の時期は、真鰯、マイカ、カワハギなどお馴染みの魚たちがピカピカ、ピチピチ輝いています。
セリ人、仲買人など大勢の人たちが次々と売買していく無駄のないシステマチックな動きにはいつも感心させられます。

氷見漁港では早朝から定置網漁などの漁船からどんどん水揚げされていきます。氷見の主な定置網漁は沖に仕掛けた定置網まで約2、30分。網を起こして水氷の入った船倉に新鮮なまま魚を沖締めにし、新鮮なまま氷見漁港で水揚げされます。
そして水揚げ後すばやく競りにかけ、鮮度を保ったまま出荷されます。このスピード感が大切で、氷見の魚の価値を高めている重要な要素となっていることは言うまでもありません。

本番の登壇者になることはできませんでしたが、2年ほどまえに、とあるプレゼンイベントのオーディションで氷見の定置網について発表させていただいたことがあります。
氷見に400年以上前から伝わる越中式定置網は、氷見が世界に誇ることのできる自然と共存してきた漁業の方法です。
この定置網の方式では、網に入った8割の魚が自然に逃げていき、水揚げされるのは残りの2割程度です。
一見非効率に見えますがこのやりかたを通すことで、水産資源を根こそぎくとり尽くしてしまうということがありません。
自然の恵みを必要なだけいただくという、古くからの知恵で、里山と里海の循環。捕り過ぎない、資源管理にすぐれた、持続可能な漁法なのです。
発表のときに利用したプレゼン資料のファイルが偶然出てきました。ご笑覧いただければ嬉しいです。
写真や図が中心になりますが、実際に氷見ではJICAの研修も受け入れ、定置網を国際的に広めていくことに貢献していることも感じていただけるものと思います。
実際に、タイやインドネシアでの操業も始まり、氷見から漁師さんが定置網の敷設や操業指導に行かれています。南米ではコスタリカでも敷設にチャレンジしたことがあります。

氷見の定置網も、大型定置網はまだいいのですが、中型、小型定置の後継者不足の問題が指摘されているそうです。
昔の定置網はわら縄や麻縄を使い、農業とも繋がっていました。昔ながらの自然素材を活用した定置網漁は、貧困問題や食糧問題で深刻なアフリカなどにインフラとして輸出することも可能であると思っています。
地元の産業として、また世界貢献できる可能性を秘めた定置網漁は氷見にはなくてなならないものです。これを守り、さらに発展させていくのも大切な仕事であると再認識しています。

全国中学生ハンドボール選手権大会で思い出されること

今年の春の全国中学生ハンドボール選手権大会が、地元チーム同士ので決勝戦という素晴らしい展開で無事閉幕しました。
氷見での開催が今年で10回目となり、毎年、全国から氷見にお越しになり、地元に帰って氷見での体験を伝えていただいています。

全力でがんばった中学生の皆さんはもちろん、大会を支える皆さんも、無事に終了ということで、ほっとしておられるのではないでしょうか。
無事ということで思い出されるのは、以前の大会中に、参加選手の生徒さんに嘔吐と下痢が続き、ノロウィルスの疑いがでたときのことです。
もしこれが他の生徒さんに感染すれば大変なことになるので、感染を未然に防ぐため、急遽試合会場施設内のすべてのトイレや施設内を翌日の試合開始まで夜中に消毒して回ったことがあります。
沢山の運営関係者の方々のご苦労があって大会が成り立っていることが改めて思い出され、関係者のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
その時は幸いなことにノロではなかったのですが、全国から集まってもらった選手や応援で来ていただいたご家族や学校関係者のみなさんの安全を確保するのが真っ先の仕事になります。

いまこうやって10回目を迎え、ついに地元チーム同士の決勝戦という展開にまでつながったことは非常に感慨深く、日頃の練習や指導といった、氷見のハンドボールを支える皆さんの地道な努力の結晶です。
ますます継続して、全国に氷見の名前を発信しつづけていける様に願うものです。

事務所を移転しました

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お知らせの通り、本日より事務所を移転いたします。
先ずは、新しい事務所の開設のための準備中のスナップと、がらんとした事務所内です。
ここを拠点に、しっかりと「熱意」を伝えていければと考えております。

朝のご挨拶を始めています。

朝のご挨拶を始めています先日から朝のご挨拶に立たせていただいています。
まだ、朝の寒さはありますが、笑顔で手を振ってくださる皆さんに寒さも吹き飛ぶ思いです。
週明けからは海老坂付近で立たせていただきますので、見かけたら反応をいただけるとたいへん嬉しいです。

ホームページを開設しました

ホームページを開設しました。
提言や活動を広く知っていただくために、インターネットも積極的に利用し発信していくとともに、多くの皆様からの声を受信していきたいと考えております。
時間の許す限り、更新していきますので、よろしくお願いします。
また、Facebookページも開設しております。こちらも日々の活動を積極的にお知らせしていく場になればと考えております。

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